この絵本の内容紹介
「ぷ~う」あれれ、なんだかにおうぞ! おならしたのだれだ?
暗闇のなかでの子鬼3兄弟のおならをめぐるミステリー。
掛け合いや、会話を特徴とする多くの絵本を生み出している作家、平田昌弘さんの会話が楽しい!鬼の版画家、野村たかあきが、力をこめてユーモラスに彫った子鬼たちが、ぷぷぷっと笑える!「おならしたのだーれ?」は子どもたちにとって、身近な話題。おならをしたことを言い出せなかったり、「お父さんのおならはくさーい」、おふろのなかでぷくぷくぷく・・・。家族や家庭のなかでの思い出として、誰しもひとつは思い出すのではないでしょうか?それが、もし鬼の兄弟のおうちの出来事だったら??と生まれたのがこのお話です。
読み聞かせ会のプログラムのなかでも、つかみはオッケー!な1冊になること請け合い。全て会話で構成されていますので、子鬼を3人で配役して数人で読んでもおもしろいという、新しい絵本の読み方もお試しいただきたい1冊です。