この絵本の内容紹介
フランシスさんは森の絵描き。毎朝、えんぴつと消しゴムと画用紙をもって、森へ向かいます。あるとき、その大切な森がほろぼされそうになりました。
「こんなことをして、人はゆるされるのか?ほかの生きものや植物たちといっしょに、なかよく生きていくべきじゃないのか?それに、これからわたしたちは、いったいなにをかいていけばいいんだろう?」
生き残ったモアビの木のしたで涙を流すフランシスさんに、そのとき奇跡が起こります・・・。
この絵本は、植物学者フランシス・アレ氏と森との関わりを追ったドキュメンタリー映画にインスピレーションを得て創作されたものです。
実在の植物学者をモデルに、森の生命力をえがいたフランスの翻訳絵本です。