この絵本の内容紹介
フランスの日本人学校から転校してきたユキ。転校最初の日、クラスになじめないユキを、ひとりかばってくれた男の子がいて…。転校生のゆれる心、勇気とやさしさを描く絵本。
フランスの日本人学校から転校してきたユキちゃん。
新しい学校での最初の日、「フランス語、しゃべって!」「トレビア~ン!」と、かってに盛り上がるクラスメイトになじめず、「だれともはなさない」と心にきめてしまいます。
「ユキちゃんって、なんかえらそうにしてる」・・・だれかがいいだしたそのとき、「みんな、そんなこというな!」と声をあげてくれた男の子がいました。その子が帰り道、ユキちゃんに教えてくれたこととは?
『おこだでませんように』『メガネをかけたら』の絵本作家・くすのきしげのりと、『この世界の片隅に』の漫画家・こうの史代という注目のコラボレーションで、転校生のゆれる心を描きます。一歩を踏み出す大切さや、優しくできることの「カッコよさ」を感じる絵本です。