この絵本の内容紹介
かわいく元気なくろくまくんといっしょに、絵さがししたり、声にだしたりして楽しみながら、ことばに親しむ絵本。幼児に身近な98語の“ようすのことば”を文例のなかで収録。
「おおきいぼうし」「ぞうはおおきい」「ちいさいぼうし」「ありはちいさい」
絵本のなかの文章を 声に出して言ってみましょう。
リズムのある、二語文、三語文は、声に出すと楽しいものです。この絵本では、こうしたリズムのよい文章がたくさんでてきます。親子で、いっしょに声にだして言っているうちに、子どもたちは、自然と言葉の意味や、使いかた、文字に親しんでいきます。それは、日本語を身につけはじめた幼児たちにとって、新鮮で楽しい体験となり、そうした楽しい体験が言葉の世界を広げるきっかけになるでしょう。
この絵本で触れることばは、日常生活に不可欠なものです。お散歩して歩きながら、「“○○ちゃんのぼうしは“ちいさいぼうし” だね」「“パパのぼうしは“おおきいぼうし”だね」などとお話することで、言葉の意味や文字への興味を高めていくことでしょう。
この絵本では、「おおきい?ちいさい?」「ながい?みじかい?」など、ことばをくらべる絵もついています。「どっちが大きい?」と、クイズのように親子で楽しみながら、くらべて理解することばである“形容詞”に親しんでいくことができます。
楽しくて元気、ちょっとおとぼけで人気のキャラクター、くろくまくんと、その家族、仲間たちが繰り広げる世界で、楽しみながら、ことばの意味や使いかたに親しむ絵本です。