この絵本の内容紹介あらすじ

寒くて冷たい季節がやってきました。もうすぐ雪が降り始めるころです。

ふわ ふわ ふわり。
空から雪がしんしんと降り始めます。

男の子と女の子のおでこやほっぺたにも雪が優しく降ってきました。

絵本「ゆき ふふふ」の一コマ

二人はどんどん降ってくる雪に心を踊らせます。

そして、あたり一面はあっという間に真っ白の雪景色。

絵本「ゆき ふふふ」の一コマ2

雪が降り積もると二人は雪玉を作り始めました。

手のひらで雪を丸めて顔を描けば「まっしろちゃん」の出来上がりです。

絵本「ゆき ふふふ」の一コマ3

二人はどんどん雪を丸めては「まっしろちゃん」を作り、今度はそれを積み上げて「むくむくまっしろちゃん」を作りました。

二人は穏やかな太陽に照らされながら、寒さも忘れて目一杯に雪玉遊びを楽しむのでした。


寒い季節は誰しも苦手意識を感じるものかもしれませんが、雪が降り始めればなんだか厳しい寒さも許せるような気持ちになりますよね。そんなささやかながらも胸が踊るような雪の日の楽しく愉快な一日を描いた絵本です。

雪の冷たさを感じさせながらも心の温かさを描いたような優しい色合いのイラストも見所の一つです。

「ふわ ふわ ふわり」「じゅわじゅわ じゅわん」など情景の伝わるような楽しいオノマトペとともにぜひこの絵本を読まれてみてはいかがでしょう。