この絵本の内容紹介
こんやは、おとものかぶとむし、かぶへいとぶらりぶらりとお花見をしております、“ひらた・おでん”でございます。しかし桜の花よりも、おでんが気にしているのは、どうやら茶店の看板娘おみっちゃんのよう・・・。そこに、聞こえる女の悲鳴。かけつけたおでんとお共のかぶへいの相手は、お女中にからむがらの悪いさむらい。実はようかいどくぐもだったのでありました。くもの糸攻撃にかぶへいもつかまってしまいます。弱いものいじめにはだまっていられない、こんやもおでんの必殺剣がひかります。
人気絵本作家のふたり、内田麟太郎さんと西村繁男さん。ふたりの絶妙なコンビネーションが、第1巻同様あますことなく味わえます。『おでんさむらい~こぶまきのまき~』に続くおでんさむらい第2巻です。