この絵本の内容紹介あらすじ

絶大な支持を集める“さだまさしの「詞の世界」”を、当代きっての画家たちが感性豊かに描く絵本シリーズの第3弾は『償い』。「過ち」と「許し」について、実話をもとに深く心に問いかける感動作です。2002年春、殺人を犯した少年達の説諭に、ある裁判官がこの詞を読ませて反省を促し大反響を呼んだ話題曲を、抒情的・繊細なタッチで人気のおぐらひろかず氏が心を込めて描きました。

(本書あとがきより抜粋)
人は過ちを犯す生き物だ。生きていればきっと間違う事がある。それが大きいか小さいかで人生が変わることもある。間違わずに生きることばかり考えて生きていると人生が小さなものになって行くし、間違いを怖れずに突っ走ると間違ったときの怪我は大きい。そうして「間違った」と自分で認識したとき、どう対処するかという所でその人の心が試される。誤魔化そうとする自分が居る、しらばっくれる自分が居る、逃げ出す自分が居る、そうしてきちんと自分の責任と立ち向かう自分が居る。
さだまさし