この絵本の内容紹介あらすじ

アフリカ・マリ共和国のタウデニでは、たくさんの岩塩が産出されます。この貴重な塩を積み、サハラ砂漠を通って750km離れた街トンブクトゥまで運ぶラクダのキャラバンは、現在でも続く、命に関わる過酷な旅です。
キャラバンに参加できる年齢になった主人公の少年は、「金と同じ価値がある」といわれる岩塩が、食べ物の保存や味付けだけでなく、交易、儀式、文明、そして私たちの体に不可欠な役割を果たしていることに旅をとおして気づくのでした。

絵本「ラクダで塩をはこぶ道」の中面
絵本「ラクダで塩をはこぶ道」の中面2
絵本「ラクダで塩をはこぶ道」の中面3