この絵本の内容紹介あらすじ

富山県魚津へ蜃気楼を見にいった私は、その帰りの汽車の中で異様な男に出会う。
極彩色の妙に生々しい絵を窓に立てかけていた男が見せてくれたのは、御殿のような部屋に、白髪の老人と、はじらいながらその老人にしなだれかかる17歳くらいの美しい娘を押絵細工で描いた絵だった。
「あなたは、あの二人の本当の身の上話を聞きたいと思いませんか?」と言う男が話しはじめた、世にも奇妙な物語とは?

絵本「乱歩えほん 押絵と旅する男」の一コマ
絵本「乱歩えほん 押絵と旅する男」の一コマ2
絵本「乱歩えほん 押絵と旅する男」の一コマ3