この絵本の内容紹介あらすじ

戦争中の最前線で、戦争をやめた兵士たちの真実のドラマ!

1914年、第一次世界大戦が始まった。ドイツ、オーストリアなどの同盟国軍とイギリス、日本などの連合国軍との戦いだ。
戦渦のクリスマスイブの夜、戦場に銃声の代わりに「クリスマスキャロル」の歌声が流れるという「奇跡」が起こる。

戦争を始める人もいれば戦争をやめる人もいる。人に対する想像力と行動する勇気の大切さを描き、どうすれば戦争をしない人になるのか、その答えがこの絵本にある。

作者が絵本の最後の絵を描いていた2022年2月25日、ロシアがウクライナに侵攻を始めるという、運命的な絵本となった。これからの未来をどう生きるべきか、戦争が現実に起こっている今だからこそ読みたい絵本。

<以下、作者のあとがきより>
この絵本の「あとがき」の絵を描いている時に、プーチン大統領のウクライナ侵攻が始まりました。まだ「戦争」を始める人間がいる現実に愕然としつつ、戦争よりも強い、人のやさしさと想像力を描きたくて絵を完成させました。

絵本「戦争をやめた人たち -1914年のクリスマス休戦-」の一コマ
絵本「戦争をやめた人たち -1914年のクリスマス休戦-」の一コマ2
絵本「戦争をやめた人たち -1914年のクリスマス休戦-」の一コマ3

絵本「戦争をやめた人たち」で伝えたかったこと ウクライナの子供が民族衣装で微笑んで