この絵本の内容紹介あらすじ

まめまめくんは、なぜか、生まれたときから豆つぶみたいに小さかったのです。
お人形の靴をはき、マッチ箱の中で眠り、おもちゃの車に乗って遊んだり、乗馬みたいにバッタに乗って探検したりして、自分が小さいことなど気にもせずに、楽しく過ごしていました。
でも、小学校に入学したら、豆つぶサイズには難しいことが続出したのです。
教室のイスには座れないし、給食も届かないので食べられません。
休み時間も、クラスメイトと遊べないので、いつも一人で絵を描いています。
先生は、そんなまめまめくんの将来を心配しますが、まめまめくんは、やがて立派な大人になりました。そして、すばらしい仕事を持てたのです。
さて、その職業とは……
こんなに小さくても、偉大なアーティストになったのです。

<出版社からの一言>
まめまめくんの暮らしぶりなど、ユーモア満載のアイディアが抜群に面白い!
そして、思いもかけない、さわやかで心あたたまる結末。
集団生活になじむことも必要ですが、ありのままの自分でいいんだよ、もし、自分にできないことがあっても工夫次第だよ、みんなとちがうからこそ、できることがあるんだよ、とみんなの背中を、そっと押してくれる絵本です。

絵本「まめまめくん」の一コマ
絵本「まめまめくん」の一コマ2
絵本「まめまめくん」の一コマ3