この絵本の内容紹介
『どこいったん』の画家ジョン・クラッセンの最新作です。
ひたすら穴を掘る男の子ふたり。サムもデイブも、がんばり屋。
掘って掘って、どんどん掘って、どこまでも掘ると、行き着いたのは……?
ふりだしに戻ったのかと思いきや、よーく見ると、ちょっと違うみたい。
一体、ここは……どこ?
不屈の精神で、どんどんどんどん掘っていくサムとデイブといっしょに、読者は、穴掘りを疑似体験。
そして迎えるのが、この意外性あふれるラスト!
見てみたかった、その向こうへ行けた達成感とともに、ちょっと脱力。
単純なようでいて、一筋縄ではいかない、奥が深い作品です。