この絵本の内容紹介
「ひるがお」や「つゆくさ」、「すすき」や「ひがんばな」など、秋から冬にかけて自生する、全部で30種類もの草花が登場します。
それぞれの草花の種類や特徴、名前の由来や遊び方、料理の仕方まで詳細に描かれており、絵本という枠を越えて、図鑑や料理本としても楽しめます。
草花の名前の由来:朝露が降りる朝に咲くことから「つゆくさ」と呼ばれる。秋のお彼岸のころ咲くことから「ひがんばな」と呼ばれる。など。
草花の料理:「みぞそば」の葉を使った天ぷらや和え物の作り方。「よなめご飯」の作り方。など。
草花を使った遊び:染物。「ひるがお」の風船遊び。花時計の花壇作り。など。
普段何気なく通っている道にもたくさんの草花が生えています。「このお花、絵本にもあった!」「この草は食べられるの?」といったように、何気ない散歩道にもたくさんの発見が溢れているのです。
誰でも馴染みのある草花だけでなく、よく見かけるのにあまり知られていない脇役のような草花たちも、この絵本ではみんな主役。散歩道や公園、河川敷などを彩る草花たちに興味が湧きます。そして、その草花への興味は、何気ない日常にも彩りを与えてくれるかもしれません。