文:マーガレット・ワイルド
南アフリカ生まれ。1972年にオーストラリアに移住。新聞、雑誌記者、児童書の編集者を経て、オーストラリアを代表とする児童書の作家として活躍。出版された40冊以上の本は世界中の読者に愛され、オーストラリア児童図書賞を含めた数々の賞を受賞している。日本で翻訳されている絵本に「ジェニー・エンジェル」(岩崎書店)、「キツネ」(BL出版)などがある。本書以来、ヤングアダルト向けの作品に意欲的に取り組んでいる。
作品一覧を見る訳:今村 葦子(いまむら あしこ)
熊本県に生まれる。児童文学作家。『ふたつの家のちえ子』(評論社)で、野間児童文芸推奨作品賞、坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。同作品および『良夫とかな子』『あほうどり』(ともに評論社)で路傍の石幼少年文学賞、『かがりちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞、『ぶな森のキッキ』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』(理論社)でひろすけ童話賞を受賞。絵本から長編まで作品多数。
作品一覧を見る