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絵本
じいさまが山の畑で、はったいこを食べようとして、頭からかぶってしまった。なめているうちに眠ってしまうと、さるが地蔵様とまちがえてたくさんのお供え物をした。じいさまがそれを持ってかえると……。
生活綴方運動実践時に直面した、貧しい農村への強い思いから、たくましく生きる人間像を掘り起こし、子どもたちに生の指針を与える作品を書き続けている作家・教育者。黒石小学校在職中、生活綴方運動を実践、昭和二十七年小学校四年生の生活記録をまとめた文集『みつばちの子』を刊行。昭和二十九年からは千葉県内の小・中学校に勤務。在職中より児童文学作品を執筆。昭和六十三年『津軽の山歌物語』で第十二回日本児童文芸家協会賞を受賞。日本児童文学者協会会員...
1926年、福島県に生まれる。児童出版美術家連盟会員。絵本に『てんりゅう』『しかうちまつり』『うすずみのさくら』『一茶ものがたり』。さし絵に『荒海をゆく北前船』『赤石岳の鹿笛』など多数ある。