この絵本の内容紹介あらすじ

ハンバーグを作る過程をリズミカルな文章とともに紹介したお料理絵本です。

なにからはじめよう たまねぎ たまねぎ むいて むいて トントントン トントントンと切ったらパン粉をちぎって、卵を落としてと、1ページ1ページに大きく絵が描かれながら進んでいきます。
ちぎったパンを入れたり、塩コショウを入れたりと、実際にハンバーグが作れそうなくらい詳細な描写が特徴的な作品です。

そして、わしわしわしとこねて、真ん中にちょっとくぼみをつけてジュージュー ジュージュー ほらほら焼けてきた!ひっくり返して出来上がり!

焼はじめはまだ赤かったハンバーグから、返すと良い焼き色になって、そしておいしそうな焼き上がり!ハンバーグを焼く場面が大きく見開きで3ページもあり、本当に一緒に料理をしているような臨場感が味わえます!

ハンバーグの焼き上がりが待ち遠しくなりますね。焼き上がったハンバーグは、フライパンの熱気と肉の焼けた匂いが伝わってくるようです!

短めのセリフに「パンパン」「ぐちゃぐちゃ」といった擬音の繰り返しがテンポよく、小さなお子さんにもハンバーグの作り方がすんなりと伝わります。お料理に興味を持ったお子さんが真似っこして遊びそうですね。きれいにお皿に盛りつけられたハンバーグを見て「今夜はハンバーグにして」とおねだりされそうな、美味しいお話です。