文:マーガレット・ワイズ・ブラウン
1910年、ニューヨークに生まれる。児童書の編集者をへて、20代後半から創作をはじめる。多くのすぐれた画家と組み、42年の短い生涯の間に100冊以上の作品を発表した。幼い子どもの感性に訴える文書に定評があり、『ぼくにげちゃうよ』『おやすみなさいのほん』、『おやすみなさいおつきさま』『いぬ おことわり!』など多くの作品が日本でも愛読されている。ゴールデン・マクドナルドの筆名で出した『ちいさな島』により、1947年コルデコット賞を受賞。
作品一覧を見る絵:レナード・ワイスガード
1916年、アメリカ・コネティカット州で生まれる。自ら絵と文をかいた作品もあるが、他作家の作品に絵をつけたものが180冊以上あるといわれている。マーガレット・ワイズ・ブラウンとは1946年のコルデコット賞銀賞作『まいごになった子ひつじ』(長崎出版)などおよそ25冊の本を作っている。1947年には、『ちいさな島』(ゴールデン・マクドナルド文/童話館出版)でコルデコット賞と『あまつぶぽとりすぷらっしゅ』(アルヴィン・トレッセルト文/童話館出...
続きを読む・作品一覧を見る訳:江國 香織(えくに かおり)
1964年東京都生まれ。小説家、詩人、翻訳家。直木賞、川端康成文学賞、山本周五郎賞、坪田讓治文学賞など受賞多数。小説のほかに、児童文学『こうばしい日々』、長編童話『雪だるまの雪子ちゃん』、絵本『おさんぽ』『ちょうちょ』、詩集『いちねんせいになったあなたへ』など子どものための作品も多く、『おおきなあかいなや』『しろいゆき あかるいゆき』『マドレーヌのクリスマス』『マールとおばあちゃん』『オズの魔法使い』『青い鳥』など、絵本や童話の翻訳も数...
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