この絵本の内容紹介あらすじ

枝が芽吹き、花が開き、ヒナが孵る、そんな春になると動物達は胸が踊り始めます。
コマドリが「はる はる はる」と唄えば、カエルも「はる はる はる」と唄うのです。グランドホッグも春が来たのだと大喜び。

そのころ、ウサギは新しい家探しの真っ只中。

コマドリの住んでいる鳥の巣を見つけたウサギですが、ウサギは鳥の巣に住むことはできません。なぜなら、コマドリと違って木の上から落ちてしまう危険があるのです。

次は、カエルの住んでいる沼地を見つけたウサギですが、ここにもウサギが住むことはできません。なぜなら、カエルと違って沼の底に沈んでしまう危険があるのです。

ウサギは家を探して野を駆け回りますが、無事に快適な家を見つけることができるのでしょうか。暖かな春の陽気を感じる、動物達の歌声が聞こえてくるような絵本です。