文・絵:エロール・ル・カイン
1941年、シンガポールに生まれた。翌年の1942年には日本軍の侵攻を逃れて、家族とともに戦争中をインドで暮らす。戦後、シンガポールに戻ってからは、家の隣にあった映画館に通い、11歳の時には8ミリカメラでアニメーションをつくるほど映画に夢中になった。15歳の時、2作目の作品が映画社の目にとまり単身渡英。以来、アニメーションの制作に携わる。68年に映画用に描いたラフスケッチが元となり『アーサー王の剣』を出版し、「ずっとやりたいと思っていた...
続きを読む・作品一覧を見る訳:灰島 かり(ハイジマ カリ)
子どもの本の翻訳者、白百合女子大学講師。国際基督教大学卒。英国のローハンプトン大学院で、児童文学を学ぶ。絵本がすきで、「お料理すること」「食べること」がとくい。さいきん、こっているのは、くだものをスープにすること。著書に『あいうえおのえほん』『ラブレターを書こう』(玉川大学出版部)、『絵本翻訳教室へようこそ』(研究社)など。翻訳書に『ABCのえほん』(玉川大学出版部)、『ケルトの白馬』(ほるぷ出版)など多数。
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