文:クレメント・クラーク・ムーア
1779年、ニューヨークに生まれる。神学校でギリシャ語、ヘブライ語、聖書などを教える。1822年のクリスマス・イヴ、自分の子どものために“Account of a Visit from St.Nicholas(聖ニコラス来訪の物語)”と題した詩を贈った。この詩は翌年、新聞に掲載され評判となり、やがて世界中に広がった。今では、“The Night Before Christmas”としてアメリカの有名な古典となっている。
作品一覧を見る絵:トミー・デ・パオラ
1934年アメリカのコネティカット州生まれ。幼い頃から画才を発揮し、プラット美術学校などで絵を学ぶ。1976年『まほうつかいのノナばあさん』がコルデコット賞次席となる。人気絵本作家として、『神の道化師』『アンソニーとまほうのゆびわ』など、多数。
作品一覧を見る訳:金関 寿夫(かなせき ひさお)
1918年、松江市に生まれる。同志社大学英文科卒。神戸大学、コロンビア大学、サンディエゴ州立大学(いずれも客員教授)、東京都立大学、駒沢大学などを経て、1996年まで城西大学招聘教授。専攻はアメリカ文学および文化。1996年逝去。
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