この絵本の内容紹介あらすじ

はるちゃんの家にやってきたおてがみちゃんは、はるちゃんの文房具や宝物が暮らす「ひきだしマンション」に案内されます。1階はえんぴつやクレヨンなど「描くもの」の階。2階はビー玉やきれいな石など「キラキラしたもの」の階。3階はハサミやノリなど「工作するもの」の階。どの階もすてきで目移りしてしまいます。みんなにあたたかく迎えられるのですが、おてがみちゃんは、自分がまだはるちゃんに読まれていないことを言えません。早く読まれたいおてがみちゃんは、焦ってころんで、ひきだしの裏に落っこちてしまい……。はたして、おてがみちゃんは、ひきだしマンションで暮らせるのでしょうか? 引出しの中が手作りのお部屋になっている楽しいマンションで繰り広げられる、子どもの「だったらないいな」という憧れがつまった絵本。