作・絵:アンソニー・ブラウン
1946年、イギリスのシェフィールド生まれ。リーズ美術大学でグラフィックデザインを学び、医学関係の説明図を専門に描く。グリーティングカードの制作にたずさわったのち、絵本作家としてデビュー。『すきですゴリラ』(あかね書房)と『どうぶつえん』(平凡社)で2度のケイト・グリーナウェイ賞に輝き、2000年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けて活躍している。
作品一覧を見る訳:中川 千尋(なかがわ ちひろ)
1958年、関東のとある県庁所在地で、転勤族の子どもとして出生。しかしその町にいたのは産院を出るまでで、本籍地は東京なので、出身地が要求される場合は「東京です」と言う、うしろめたく感じながら。もっとも鮮やかなこども時代の風景は、小学4年の秋から中学3年の秋までをすごした仙台。高校時代にアメリカのサンディエゴに1年間留学。殆どの時間を美術室ですごしたため英語の上達は限定的だが、絵本やイラストレーションの世界に目を開かされる。高3...
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