作:小納 弘(おのう ひろし)
1928年(昭和3)6月4日、兵庫県西宮市に生まれる。1946年、旧制浪速高等学校文科中退。1948年より石川県加賀市において小、中学校教員となり、平成元年退職。
作品一覧を見る絵:山中 冬児(やまなか ふゆじ)
大正7(1918)年大阪市生まれ。枚方の御殿山にあった大阪美術学校で学び、洋画家の斉藤与里(さいとう・より)に師事した。卒業後は画家としての道を歩んでいたが、戦況が悪化した昭和19(1944)年6月、召集を受け2年間のシベリア抑留を余儀なくされた。空襲で大阪のアトリエも焼け、看板を描きながら油彩画を描こうと上京し、81歳になるまで、絵本や挿絵、装丁で活躍した。
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