この絵本の内容紹介
第49代米国副大統領カマラ・ハリスさんによる世界の子どもたちへのメッセージ。
みずから手がけた自伝的絵本の日本語版が上陸!
日本語版への翻訳は、女優や歌手、作家として活躍する中江有里さんが手がけました。
女性、黒人、アジア系として初の米国副大統領となったカマラ・ハリスさんは、自身のライフストーリーをもとに、一冊の絵本『みんなスーパーヒーロー』を書きました。
「スーパーヒーロー」に憧れる少女だったカマラ・ハリスさんは、ヒーローは身近にたくさんいることに気がつきます。
いつも自分を信じてくれるママ。たよりになる妹のマヤ。勇気をくれるパパ。
正義のためにがんばったインドのおばあちゃんとおじいちゃん。
助けあう友だちや、世界の広さを教えてくれた小学校の先生…。
スーパーヒーローってどんな人なのでしょう?
カマラ・ハリスさんと一緒にさがしに行きましょう!
翻訳を手がけた中江有里さんは、絵本を通してカマラ・ハリスさんが子どもたちに伝えたいことをこう解説してくれました。
スーパーヒーローとは完ぺきな人?
そんなことはありません。カマラ・ハリスさんにとってのヒーローとは誰かのために頑張れる人のこと。家族のため、友だちのため、困っている人のため……力を必要としている人はどこにでもいて、そんな人を探すこともヒーローの役目。
カマラさんのおばあさんは母国インドの弱い立場にあった女性のために立ち上がりました。カマラさんのルーツには「困った人のために頑張ること」があったのです。
夢を見つけ、夢を目指し行動したカマラさん。彼女のメッセージはとてもシンプルです。
絵本をよく見てください。カマラさんのヒーローはみんなマントをつけています。
マントはヒーローの証。なぜヒーローはマントをつけるのでしょう。
わたしはこう思います。マントは世界を自由に飛び回れる力のイメージです。
困っている人のもとへかけつけ、悩みごとから救ってあげる。もし世界中にスーパーヒーローがいたら、どんなに平和な世の中なかになることでしょう。
あなたも見えないマントをつけてみませんか?