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幼年童話
ゴロゴロ! バリバリバリ! でっかい音がして電気が消えた。頼りになるのはいばりんぼうのねえちゃんのはずなのに……。どうしよう、こわいよ、だけど。懐中電灯をにぎってすくっと立ち上がった。「ぼく、田中屋さんちで電池買ってくる。」
神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞を、『空へ』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞を受賞。『二日月』(そうえん社)、『チキン!』(文研出版)が2年連続で青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれた。他の著書に、『かあちゃん取扱説明書』『アポリア あしたの風』(ともに童心社)、「車夫」シリーズ(小峰書店)、『きみひろくん』(くもん出版)、『トリガー』(ポプラ社)、『羊の告解』(静山社)などがある。全国...
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・こどもの本の作家。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がテレビドラマ化、映画化される。水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ(創元社)もベストセラーに。2023年から、こども向けの本も手掛けるようになり、児童書『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)で第71回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞、絵本『こころってなんだろう』『みらいってなんだろ...