再話:ビアトリクス・ポター
イギリスの絵本作家。1866年、ロンドンの裕福な家庭に生まれる。幼いころから絵を描き、多くのスケッチを残している。少女時代に家族で訪れた湖水地方の美しい自然を、生涯愛した。1902年『ピーターラビットのおはなし』を出版。湖水地方に移り住み、農場経営と自然保護に努め、ナショナル・トラストの活動を支援する。創作活動の期間は十数年だったが、「ピーターラビット」の絵本シリーズは、世界各国で出版され、児童文学の古典として親しまれている。
作品一覧を見る絵:ヘレン・オクセンバリー
イギリスのサフォーク州生まれ。絵本作家。夫ジョン・バーニンガムととともにロンドンに住んでいる。ケイト・グリーナウェイ賞やネスレ・スマーティーズ賞など、多くの賞を受賞。『カングルワングルのぼうし』(エドワード・リア文/にいくらとしかず訳/ほるぷ出版)『3びきのかわいいオオカミ』(ユージーン・トリビザス文/こだまともこ訳/富山房)『うちのペットはドラゴン』(マーガレット・マーヒー文/こやまなおこ訳/徳間書店)『きょうはみんなでクマがりだ』(...
続きを読む・作品一覧を見る訳:角野 栄子(かどの えいこ)
1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1970年、ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞するなど受賞多数。『スパゲッティがたべたいよう』(1979年刊)に始まる「小さなおばけシリーズ」はじめロングセラーの作品は数多く、自選童話集「角野栄子のちいさなどうわたち・全6巻」(以上ポプラ社)も刊行されている...
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