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絵本
旅にでかけたきりぎりすくんが、途中でいろいろな虫たちに会い、世の中にはさまざまな生き方があるのを知る、心あたたまる作品。
1933年ロサンゼルスに生まれる。その後ニューヨークで暮らし、生涯にわたって子どものための本を描きつづけた。1987年没。たくみな語り口とあたたかなイラストで、人生の機微をユーモラスに描いた数々の絵本は、多くの子どもたちに愛されている。自作の絵本に『どろんここぶた』『ふたりはともだち』『ふくろうくん』『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』(コルデコット賞)などがあり、夫人のアニータ・ローベルとの共作に『りんごのきにこぶたがなったら』『...
1935年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒。詩人、作家。少年時代、旧満州からの引き揚げ体験を描いた連作小説集『砲撃のあとで』の中の短編「鶸」で芥川賞受賞。詩集『東京午前三時』でH氏賞、童話『ぽたぽた』で野間児童文芸賞、他受賞。 児童書の世界では、「がまくんとかえるくん」でおなじみの『ふたりはともだち』(文化出版局)など、アーノルド・ローベルの翻訳絵本がロングセラーとなっている。他にも詩の絵本『むしのうた』(講談社)、創作に『イ...