作:ローズマリー・ウェルズ
ニューヨーク市に生まれ、ニュージャージー州に育つ。ボストン美術学校を卒業後、出版社に入社して児童書の装丁を手がけるうちに、自身の作品も発表するようになる。これまで30年以上も児童書の出版にかかわり、生み出した作品の数は60を超える。
作品一覧を見る訳:大庭 みな子(オオバ ミナコ)
1930(昭和5)年東京生れ。敗戦の夏、原爆後の広島市に救援隊として動員される。津田塾大学卒業。1959(昭和34)年10月、アメリカ、アラスカ州シトカに夫の勤務のため移り住む。1968年、群像新人賞の「三匹の蟹」で芥川賞を受賞し、作家生活にはいる。1970年帰国。著書に『ふなくい虫』『浦島草』『寂兮寥兮』(谷崎賞)『啼く鳥の』(野間文芸賞)『王女の涙』『津田梅子』(読売文学賞)『風紋』など。川端賞受賞の短編に「海にゆらぐ糸」「赤い満月...
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