この絵本の内容紹介
いまからずっと昔のおはなし。とある丘の上、妖精や昆虫たちが仲良く暮らす森があり、そこでは毎日お菓子の神様がとてもおいしいお菓子をつくっていました。ある日、いばりんぼうのカブトムシ、ビートルくんがお菓子の神様が作った大事なバウムクーヘンを食べてしまいました。実はそのバウムクーヘンには黒い魔女によって毒が仕込まれていて、ビートルくんは悪魔のような姿の薪ストーブに変身してしまいます。さて、ビートルくんは? 森の昆虫たちはいったいどうなってしまうのでしょうか……?
自然を愛するパティシエ小山進が、子どもたちに届けたい大切なメッセージを、素敵な絵本の形で伝えます。カブトムシのビートルくんをはじめとする森の生きものたち、そしてお菓子の神様や魔女など、不思議なキャラクターがたくさん登場する世界は、まさに「小山ワールド」!