原作:シャルル・ペロー
(1628-1703)フランスの詩人、弁護士。パリのブルジョア家庭に生まれ、ボーヴェ学院在学中から著述活動を始める。アカデミー・フランセーズ会員。同時代の作品とギリシャ・ローマの古典のいずれが優れているかという「新旧論争」の火付け役でもあった。
作品一覧を見る文:石津 ちひろ(イシヅ チヒロ)
1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家に。『なぞなぞのたび』(絵・荒井良二、フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(絵・ささめやゆき、講談社)で日本絵本賞、詩集『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。『くだものだもの』(絵・山村浩二、福音館書店)、『しりとりあいうえお』(絵・はたこうしろう、偕成社)、訳書に「リ...
続きを読む・作品一覧を見る絵:宇野 亞喜良(うの あきら)
1934年、愛知県生まれ。日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナー。キュレーター、舞台美術、芸術監督なども務める。日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞さしえ賞、日本絵本賞などを受賞。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章。主な著書に『ル・シネマ』(マガジンハウス)、『宇野亜喜良の世界』(立風書房)、『LUNATICO』(新書館)など多数。
作品一覧を見る監修:西本 鶏介(にしもと けいすけ)
奈良県に生まれる。国学院大学文学部国文科卒業。昭和女子大学教授。児童文学評論や民話研究の分野で活躍。著書に『子どもの本の作家たち―近代の児童文学』『児童文学の書き方』『児童文学名作のふるさと』、編著に『児童文学の世界一作品案内と入門講座』など多数。
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