条件検索
絵本
ある日、ねこが言いました。「せいくんに食べられるより、ねこに食べられるほうが、魚はしあわせだと思うな」 魚が食べたいねこと、魚を食べられたくないせいくんとのやりとりが、おかしな味わいをかもしだす絵本。
1947年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。詩人佐藤義美、まど・みちおに師事し、童謡・童話などの世界で活躍している。1982年、童話集『ほしとそらのしたで』(フレーベル館)で、第12回赤い鳥文学賞受賞。金子みすゞの埋もれた遺稿512編を発見し、金子みすゞの作品集の編集・発行に携り、2003年、長門市立金子みすゞ記念館館長に就任。
1927年東京生まれ。漫画家、絵本作家。映画の看板を描く仕事をした後、「東京日日新聞」の漫画コンクールで入選したことをきっかけに、1948年、毎日新聞の系列である東京日日新聞社に入社。1955年より独立し、絵本作家、漫画家として活躍する。初めての絵本は月刊誌「こどものとも」の「がんばれさるのさらんくん」 (24号 中川正文/文 福音館書店)で、 『おしゃべりなたまごやき』(寺村輝夫/文 「こどものとも」35号 福音館書店 1959年)で...