条件検索
絵本
きつねの親子が住んでいる森にも寒い冬がやってきた。きつねのお母さんはぼうやに手袋を買ってやろうと思い、人間の町へ向かうが…。いつかどこかで出会った、新美南吉の名作。
幼くして母を失い、養子に出されるなど寂しい幼少期を送った新美南吉は、中学生時代から創作を始め、弱冠18歳で「ごんぎつね」を世に出しました。病に苦しみ、作家としての成功を前に29歳で世を去りましたが、その短い生涯を通して、数多くの童話、小説、詩、童謡、戯曲などを創作しています。物語性豊かでユーモアとペーソスに満ちたそれらの作品は、愛知県知多半島の風土を背景に、哀しみの中にも心の通い合いや美しい生き方といった普遍的なテーマが描かれ、死後7...
熊本県に生まれる。熊本短期大学教養科美術コース卒業。幻想的で華麗なタッチの画風が独自の世界をつくる。『森のクリスマスツリー』でボローニヤエルバ賞推奨。画集に『ピヴォット』『歌のつばさ』がある。絵本に『ねむりひめ』『手ぶくろを買いに』さし絵に『星占い師のいた街』『黒ばらさんの七つの魔法』『黒ばらさんの魔法の旅だち』ほか。