絵:瀬川 康男(せがわ やすお)
愛知県岡崎市に生まれる。13歳より日本画を学び、17歳で油絵を始める。1960年初めての絵本『きつねのよめいり』を出版。1967年『ふしぎなたけのこ』で第1回BIBグランプリ、1987年『ぼうし』で絵本にっぽん大賞、1989年『清盛』でBIB金のりんご賞、1992年『絵巻平家物語(全9巻)』で産経児童出版文化賞大賞ほか、国内外で受賞多数。1977年より信州に住み、絵本と並行してタブローの制作を続けている。
作品一覧を見る文:松谷 みよ子(マツタニ ミヨコ)
1926年 東京都に生まれる。本名・美代子。17歳のときに、はじめて童話『とかげのぼうや』を執筆。1946年 坪田譲治と出会い、その後師事する。1951年 『貝になった子供』(あかね書房)を出版。1955年 瀬川拓男と結婚。夫と共に民話採訪を行ううちに、「民話」にひそむ民衆の思いに関心を寄せるようになる。信州に伝わる小泉小太郎伝説などをもとにして書いた『龍の子太郎』(1960年・講談社)が国際アンデルセン賞優良賞(1962年)...
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