この絵本の内容紹介
魔女みならいのキクは、町はずれにある家で妹のスミレとユリと一緒に、お師匠さんから魔法をならっています。妹たちはどんどん魔法が上手になっていくのに、キクはちっとも魔法が使えません。
キクは、お師匠さんに頼まれたおつかいの途中で、お花屋さんの子ども、アイちゃんに出会いました。アイちゃんは、一緒にクッキーを作ろうとキクを誘います。お師匠さんから、人間と仲良くしてはいけないと言われていましたが、大好きなクッキーを食べたいキクは、アイちゃんの家へ行くことにしました。
キクは、アイちゃんとクッキーを作り始めましたが、人間が作るお菓子は、材料をしっかりはかったり、入れる順番があったりと面倒なことばかりです。そして、キクが卵を落としそうになった時、あわてて指を向けると卵がキクの手元に戻ってきました。ついに魔法を使えるようになったのですが……。
『魔女ののろいアメ』などでお菓子を売る魔女の幼少期を描いた物語。
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