この絵本の内容紹介あらすじ

ひげせんせいは、にんぎょうのおいしゃさん。けがや病気のにんぎょうたちによばれると、小さなバッグをもってかけつけます。心優しいひげせんせいとにんぎょうたちのやりとりが、ユーモラスでかわいらしい翻訳絵本。翻訳家であり家庭文庫を主宰するこみやゆう氏が、子ども達に自信をもって薦められる良書絵本をあつめた「おひざにおいで」シリーズ第2弾!

木の兵隊さんが、病気になってしまいました。ひげせんせいは、バッグから聴診器をとりだし、心臓の音をききます。もちろん、にんぎょうに心臓はありませんが、にんぎょうたちが安心するのです。テディベアが鼻血を出してしまいました。ひげせんせいは、ベッドにねかせて、手をにぎってやりました。ときには、インフルエンザの予防接種もしてあげます。そうすると、にんぎょうたちは、冬の間、元気にすごすことができるのです。ところが、ある日――なんと、ひげせんせいが風邪をひいてしまったのです……。