この絵本の内容紹介
美味しいものを食べるのが大好きな食いしん坊のシロクマは、ある日、食べ物の中に自分が入ってみたらどんな感じだろうかと想像します。
想像の中でホカホカの白ご飯に入ってみると……ふわふわして温かいだろうな〜とにんまりした様子です。
白ご飯のお供にぴったりなのはお味噌汁です。次は、味噌汁に入ってみたらどうだろうかと想像します。シロクマは、なめこと豆腐のお味噌汁に温泉へ浸かるように入るとポカポカ気持ちようさそうな様子です。
シロクマは、卵料理のなかで一番好きな卵焼きの中に入ってみたり、サクサク衣のクリームコロッケの中に入ってみたり、大好きな食べ物に囲まれて幸せそうです。
天丼やきつねうどん、スパゲッティーや肉まん、他にもいろんな食べ物に入ったシロクマは、シュールな絵面で楽しませてくれます。
大好きな美味しい食べ物に入るシロクマを見ていると、料理の乗ったお皿の上は、まるで不思議な世界が広がっているかのような気さえしてきます。
食欲と想像力をかき立てられるユーモアたっぷりの絵本です。他にもどんな食べ物の中に入ってみたら面白いだろうかと親子一緒に想像してみてはいかがでしょう。