この絵本の内容紹介
ドロシーは、動物が大好きな女の子です。でも、パパとママに飼うことをゆるされているのは、こねこのクララだけ。だから、かわりに壁や床に、ぞうやきりん、ちょうちょや魚などを絵具で描いて楽しんでいました。
ある日、ドロシーはこねこのクララのために、大きな緑色のねずみを描きました。ところが、明け方にこのねずみが動き出し、ドロシーとクララを追いかけてきたのです……。驚いたドロシーですが、いいことを思いつきました! いつもの絵具をつかって、緑色のねずみよりも、もっと大きなねこを描いてみたのです。すると、大きなねこが、緑色のねずみを追いかけだして……!?
家庭文庫を主宰し、訳者として活躍する小宮由氏が発掘した、トレ夫妻が描く本書。躍動感たっぷりのカラフルなイラストと、テンポ良く進む生き生きとしたお話は、子どもたちの好奇心をくすぐります。頁をめくる楽しさいっぱいの絵本!