この絵本の内容紹介あらすじ

旅行にでかけるおじいちゃんに、お花の種まきを頼まれたねずみの女の子ポーリー。どんなふうに種まきをして、お花のお世話をしたらいいのか、おじいちゃんがおいていってくれたノートをいっしょうけんめいに見ながらまきました。「花がさくころに帰ってくるよ」とおじいちゃんが言ったので、おじいちゃんに早く帰ってきてほしくて、すぐに種まきをしたかったのです。お友だちのカエルのポールと、小鳥のリラも手伝ってくれました。種をまいたところを見つめながら、楽しみに待ってるポーリー。芽がでたときも大喜びだったけれど、つぼみがついたときはもっとうれしくて皆を呼びました。みんなでふくらんでいくつぼみを楽しみに見ていたのですが……。そんなある日、たいへんなことが起こりました。

おじいちゃんを思う女の子の素直な気持ちが伝わってくる、イラストの美しいベルギーの絵本です。翻訳は、『野の花えほん』(あすなろ書房)の前田まゆみさんです。