この絵本の内容紹介
ある朝、ジョージがにわとり小屋をのぞくと、メンドリが大きなたまごを温めていました。ジョージはそのたまごを自分の部屋に運び、三日三晩、お話を聞かせてあげました。すると四日目に、たまごはごとごとと動きはじめました。どう見てもにわとりとは思えない何かが生まれようとしています……。
ついにたまごが割れて、生まれてきたのは、なんとドラゴンでした。ジョージはドラゴン語を話せませんが、ドラゴンが「ママ!」と言ったことはわかりました。ジョージは、お母さんになったことはありませんが、しっかり育てなきゃと思いました。それからジョージは、美しい飛び方、お姫様のいじめ方、騎士との戦い方などを教えてあげました。そして、ジョージが寝る前にドラゴンのでてくるお話を読んであげると、ドラゴンは涙を流していました。ドラゴンは仲間に会いたくなったのです……。
ダイナミックなイラストで、少年とドラゴンの心の交流を描いた翻訳絵本。