この絵本の内容紹介
ファンタジーの名手あまんきみこ氏と、優しくかわいい絵で絶大な人気を誇るやまわきゆりこ氏のコンビが描く心温まるお話。
たあちゃんはともちゃんとよもぎのはらでけんかをしてしまいました。たあちゃんがともちゃんの風船を飛ばしてしまったからです。たあちゃんが謝ろうとしたのに、ともちゃんは帰ってしまいました。
次の日の朝、雪がふりました。たあちゃんは、誰かが窓をたたく音で目がさめました。たあちゃんが外にでてみると、部屋の窓の下に小さな足跡を見つけました。その足跡をたどっていくと、よもぎのはらまで続いていました。よもぎのはらには、昨日までなかった赤いれんがの家がたっていて、中から子ねずみがでてきました。そして、家の中にはねずみの家族と、昨日けんかをしたともちゃんもいました。するとパパねずみが「さあ、おふたり、あくしゅをしてください」といいました。ねずみたちは昨日の二人のけんかを見ていたのです。