この絵本の内容紹介あらすじ

イノシシのイノザブロウは、顔は恐いけれど気が弱く、見た目と性格が正反対。ところが、森のみんなはちょっと勘違いしています。

ある日、イノザブロウのところに森のみんなが泣きながらやってきました。みんなは“まっくら森”におばけがでたと大騒ぎ。みんなにボールを取り返して欲しいと頼まれ、断れないイノザブロウは、思わず「うん」と言ってしまいました。びくびくしながらも、イノザブロウが森に入っていくと、探していたボールを見つけました。でも、ボールを取ろうとすると、しげみにいた真っ黒いオバケががさがさ動きました。驚いたみんなはすぐ逃げだしたのに、イノザブロウだけは腰をぬかして動けません。「もうだめだ!」と思ったそのとき、オバケがイノザブロウの顔を見て、逆に「オバケ!」と言って逃げてしまいました。びっくりしたイノザブロウは……?

温かいイラストとほのぼのとしたお話で読み聞かせにぴったりの絵本です。