この絵本の内容紹介あらすじ

ネコが ネズミに いいました。「きょうから おれの けらいになれ。おれのほうが つよいのだから」ネズミは ネコのつめが こわいので、しかたなく、「はい、ネコのおうさま」と いいました。

そこへ キツネが やってきて、「ネコが おうさまだって? ふさふさの しっぽも ないくせに。そろって おれの けらいになれ。おれのほうが つよいんだから」ネコとネズミは あわてて、「はい、キツネのおうさま」と いいました。

そこへ トラが やってきて、……自分のほうが強いんだとトラが言っているところに、かいぶつがあらわれました。かいぶつは「おい、ちびども。おまえたちのなかで いちばんつよいのは だれだ? つよいやつは おれと しょうぶしろ」といったから、さあ大変です。かいぶつと勝負したくないトラは自分よりネコがつよいと言い、ネコは……。

一番よわいと思われていたネズミが、最後に王様になる奇想天外で面白い絵本です。