この絵本の内容紹介
「ちっちゃな ちっちゃな おんなのこ」が住んでいるのは、「ちっちゃな ちっちゃな おうち」。「おうち」には、「ちっちゃな ちっちゃな いす」と「ちっちゃな ちっちゃな ミルクおけ」があります。そこにネコがやってきました。「にゃん にゃん にゃんこも ちっちゃい ちっちゃい」。牛もやってきました。「もう もう うしさん ちっちゃい ちっちゃい」。
おんなのこが、牛のおちちをしぼると、おけはミルクでいっぱいになりました。ところが、おんなのこが目をはなしたすきに、ネコがやってきてこっそり飲んでしまいました。怒ったおんなのこは、ネコを「めっ」としかったのでネコはあわてて出ていったのですが……。
「ちっちゃな ちっちゃな おんなのこ」が繰り広げるたのしい生活を絵本作家・バートンがかわいらしく描いています。リズミカルな訳は、長年にわたり放送の現場で幼児の英語教育・音楽教育に携わっている村田さち子氏です。