この絵本の内容紹介
アルバートはひとりぼっちのかば。まわりを見渡すと、リスやイヌやカタツムリや花たちまでもがカップルでたのしそうにしています。「みぃんなだれかといっしょやのに。わいはひとりぼっちや」。そんな孤独なアルバートが公園のベンチでたたずむ「べっぴんさん」を発見。アルバートの猛烈なアタックがはじます。
カッコをつけても振り向いてくれません。インテリぶって新聞を読んでも振り向いてくれません。おどってみても無視されるだけです。打つ手がなくて、ほとほと困っているところに、突風が…。彼女のかわいらしい帽子がふきとばされてしまいました。あとさきのことを考えず、必死になって帽子を追うアルバート。そんなアルバートの姿に彼女は何か感じるところがあったようで…。
なぜか、関西弁をしゃべるかばが織り成す恋愛模様。恋が成就するまでのエピソードが面白おかしく描かれた、こころがあたたかくなるプレゼント本に最適の絵本です。