この絵本の内容紹介
こどもの憧れの職業を描いた絵本のシリーズ。今回はパンやさん。
ぶたさんは、ブルドッグさんのおみせで働いています。朝の早くから働かなければなりませんが、パン焼きの仕事が大好きなので、働きどおし。一緒に住むねずみの夫婦は、1日も休みがとれないそんなぶたさんのことを気にかけていて、ある日パンのコンクールが開催されることを教えてあげます。優勝者は、自分のパンやさんを開店できるというのです。その日から、考えに考え、いろんな材料を検討して、いよいよコンクール当日。その日のたった1日の休みもくれなかったブルドッグさんの店を辞めて、ぶたさんはコンクールに参加しました。そして、「びっくりパン」でみごと優勝。いまでは、ねずみさん夫婦と素敵なほかほかパンやさんを営んでいます。
パンのぬくもりは、ただ火をとおしているからだけでなく、作り手の愛情のぬくもりであることが、こどもたちに伝わることでしょう。