この絵本の内容紹介あらすじ

台湾の絵本の翻訳です。こぶたのぷくちゃんが、自分の頭から、パパイヤの木が生えてくると心配します。

ぷくちゃんはとっても大きな子です。だって、食べるのが大好きだから。今日も学校の給食でパパイヤを一番はじめに食べおわりました。でも、ふしぎなことに、食べ終わったぷくちゃんのテーブルには、パパイヤのタネがひとつぶもありません。タネまで食べてしまったのです。

「どうなるの」「どうするの」と、まわりの子どもたちは大さわぎ。一人がいいました。「木が生えてくるよ」

ぷくちゃんはもう真っ青。おしりをぺったんと地面について、シクシク泣きだしてしまいます。

でも、ぷくちゃんは思い直しました。世界にたくさん木はあるけど、歩ける木なんてほかにない。ぷくちゃんは泣きやんで、早く家に帰って寝ることにしました。明日になるのが楽しみになったのです。ユーモアいっぱいの絵本です。