この絵本の内容紹介あらすじ

電気のない暮らしって、どんな世界なんでしょう。このお話の中では、かわいいおばけたちが自転車をこいで、電気をつくっています。でも、近頃人間が電気をつかいすぎるので、限界がやってきました。

そのころしゅうくんは夜遅くまでテレビゲームに夢中。そこへ突然の停電。町じゅう大パニックです。しゅうくんは、暗闇の中に見慣れない扉をみつけ、入り込むとそこは、でんきおばけの電気製造工場でした。『あんまり人間が電気をつかうからきょうはもう疲れて休んでいるんだ』でんきおばけたちがいうのを聞いて、しゅうくんはでんきおばけと踊ったり歌ったりして気分を変え、おまけに電気づくりのお手伝いもすることになります。

自転車をこいで汗を流し手伝うしゅうくんは、電気の大切さが身にしみてわかりました。

ナンセンスなストーリー展開の中で環境資源に目をむける愉快なお話。楽しいイラストが笑いを誘います。