この絵本の内容紹介
PHPのりものえほんシリーズの一冊です。
みどりまち警察のパトロールカー、パトくんは、町の人たちが自分をきらっているのではないかと思っていました。なぜなら、パトくんが出動するのは、交通事故や盗難事件のときなど、いつも何かよくないことがおこったときだからです。現場にいくと、町の人たちはこわいものを見るような顔で自分のことを見る、とパトくんは思っていました。
でも、みどり幼稚園の年長さんの、ゆうくんはちがいました。「パトカーって、かっこいいな」といってくれたのです。パトくんは、とてもうれしくなりました。
ところがある日、そのゆうくんが公園で遊んでいて、きゅうに見えなくなったと、おかあさんから警察に電話がありました。男のおまわりさん、女のおまわりさんといっしょに、パトくんは出動しました……。
乗り物のすきな子にはたいへん魅力のある一冊です。