この絵本の内容紹介
ページをめくるのが楽しいオランダの翻訳絵本です。さるくんが、手紙を受け取りました。でもさるくんはまだ字が読めません。そこで何て書いてあるのか教えてもらおうと、友達のやぎくんのところへ行きました。ところが、やぎくんが読める字は、“つき”と“やぎ”っていう字だけ。他の字は難しすぎて読めません。二人は、やぎくんよりたくさん字の読めるもるもっとさんのところへ行きました。もるもっとさんにも全部は読めず、三人はあなぐまくんのところへ。あなぐまくんにも全部は読めず、四人はろばさんのところへ。ろばさんにも全部は読めなかったので、どんな字でも読めるぶたくんのところへ行くことにしました。すると、ぶたくんは「やあ! みんなできてくれたの? 僕の出した手紙がちゃんとついたわけだ」とにこにこ顔。そうです。それはぶたくんの出した手紙だったのです。字を読む楽しさを伝える、絵が魅力的な絵本です。