この絵本の内容紹介あらすじ

幼児のかっこいいものや大きなものへの憧れを、楽しくおおらかに描いた絵本です。もうすぐ、どうぶつむらの音楽会。ねずみくんのやりたい楽器は、たいこ・シンバル・ラッパと、どれも大きいものばかり。ちょっと重くて持てません。軽くて小さいすずやカスタネットをすすめられても、やりたくないねずみくん。「もう、やめた!」と走っていってしまいました。泣いて泣いて泣きくたびれたねずみくんがふと気がつくと、みんなの楽器の音がきこえてきます。でも、音はバラバラでうるさいだけ。みんなで「どうしたらいいんだろう」と相談していたその時です。木の上から様子を覗いていたねずみくんが枝を持って落ちてきたのです! ねずみくんは指揮者として、音楽会に出られることになりました。最後のカンノンページはいろんな動物たちが勢揃い! どうぶつむらのオーケストラが迫力満点です。